アーケード版『ストII』のリリースからわずか1年ほどで移植され、当時はまだ対戦格闘ゲームブームが続いていたこともあってスーファミ版も大ヒット。290万本という売り上げ本数は、全スーファミソフトの中でも5位に入る人気タイトルです。
ゲームセンターでの対戦は白熱しましたが、見知らぬ人のプレイに乱入するのは抵抗があるという人も続出。自宅で気軽に対戦プレイが楽しめるスーファミ版は、そんな人にもうってつけのタイトルでした。移植作品としてのクオリティはかなり高く、隠しコマンドを入力すれば、アーケード版『ストIIダッシュ』と同様に同キャラ対戦が可能だったのもうれしいところ。
スーファミでは、ほかに『ストリートファイターIIターボ』(1993年発売)、『スーパーストリートファイターII』(1994年発売)といった続編シリーズも発売。いずれもダブルミリオンやミリオンヒットを達成しており、スーファミ世代にとって思い出深いシリーズと言えるのではないでしょうか。
■対戦型ボードゲームの決定版!
第2位(16.7%)に支持されたのは、ハドソンが贈る対戦型ボードゲームの傑作『スーパー桃太郎電鉄』シリーズ。“桃鉄”の愛称で親しまれている本作のタイトルは、ファミコンで発売されたRPG『桃太郎伝説』のセルフパロディ。登場キャラやBGMなどにも『桃太郎伝説』のものが採用されています。
ゲーム内容はサイコロを振り、出た目の分だけマスを列車で進んでいく“すごろく”のようなシステムで、目的地として決定したゴールの駅を目指します。止まったマスによりイベントが発生したり、停車した駅の物件を購入したりすることが可能。さまざまな勝利条件が選べますが、基本的にはたくさんのお金を集めることが重要でした。
プレイヤーに大損害を与えるキャラ・キングボンビーは、スーファミ版の第1作目に当たる『スーパー桃太郎電鉄II』が初登場。友達との対戦時、貧乏神やキングボンビーのなすりつけ合いや、他のプレイヤーを攻撃するカードの使用でギスギスした経験がある人も少なくないことでしょう。
多人数で確実に盛り上がる“鉄板”対戦ゲームとして人気になり、スーファミだけでも4作品がリリース。ちなみに今年の11月19日には、Nintendo Switch用ソフト『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』(コナミデジタルエンタテインメント)が発売されたばかりです。
■スーファミでもマリオは強し!
そして第1位(34.7%)に輝いたのは、任天堂を代表するレースゲーム『スーパーマリオカート』でした。販売本数はなんと382万本で、全スーファミソフトの中で1位という驚異的な売り上げを記録しています。
マリオシリーズに登場するキャラクターたちがカートに乗りこみ、多彩なコースでレースに挑戦。最終的に獲得した総合ポイントで優勝を目指すという内容です。標準的な性能を持つマリオ&ルイージ、加速重視のピーチ姫&ヨッシー、加速は遅いけど最高速度に優れるクッパ&ドンキーコングJr、コーナリングが得意なノコノコ&キノピオなど、それぞれ乗るカートに性能差があるのも面白い要素でした。
また『スーパーマリオカート』では、走行中に相手のカートを邪魔するアイテムが出現。前を進む敵に亀のこうらをぶつけたり、バナナの皮を落として後ろを走るライバルの進路に制限を加えたりもできます。
対戦時は友達に後ろからホーミングしてくる“アカこうら”をぶつけられ、ゴール目前でスピンして抜き去られる……なんて屈辱を味わって顔を真っ赤にした経験も。ふつうのレースゲームと違ってアイテムによる大逆転要素があるので、リードしても最後まで気が抜けない独特の緊張感がありましたね。
この『マリオカート』も、最近Nintendo Switchで『マリオカート8 デラックス』や『マリオカート ライブ ホームサーキット』などが発売されている人気シリーズですが、その第1作目はスーファミ版の『スーパーマリオカート』です。
全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f36943f490d5a42484085598630aa72ab3b06ee?page=1
引用元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1606381992/
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Source: ニンテンドーニュース速報
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